入院を経験して ~親不知4本との戦い(その3)~
【2日目のつづき】
可愛らしい看護師さんと一緒に、手術室に向かいます。
前室に入ると、ネット帽子を被せられる。
その帽子を渡してくれた人が、
「岩見君、私覚えてる??」
こんな所で、と脳みそフル回転。
大学時代に「青年の船」に一緒に乗ったメンバー。
うっすらと思い出しました。
そして、手術室へ。
「あぁ、初めて入る部屋」
でも、緊張はない。
不思議と。
寝かされ、腕を縛られ、
麻酔を入れる「口に付けるやつ」をあてられる。
最初は
「酸素送りますよ~」って。
そして「だんだん麻酔入れていきますよ~」
と言われますが、あまり眠くならない。
「本当かぁ~?」
なんて思っていたら、
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
「終わりましたよ~」って。
「なにっ!!」
「終わった???」
動かせる範囲で、舌を動かすと
「無い」
でした。
この間、およそ3時間。
あとは、ベッドのまま病室に運ばれ
「寝てるだけ」
この時、一つだけ違和感が・・・。
「尿管を入れて、翌日の朝まで入れておくから」
と言われていたのですが。
入っていませんでした。
抜いてくれたのですね。
そういえば、不安要素の一つだったので、
「無くて良かったです」
「あとはずっと、寝てるだけ」
看護師さんが
「トイレの時は呼んでください」と。
呼んでトイレに行くと、
後ろに付いていてくれるんです。
「緊張するし」
「痛そうなので」
出ない・・・。(汗)
看護師さんに移動をお願いしました。
やっぱり痛かった。
自宅に帰ってきても、退院翌日くらいまで痛かったかな。
あとは、点滴しながら寝てるだけ。
でも、眠ってしまうと「夜寝られないのは嫌なので」
出来るだけ起きていました。
この作戦が功を奏して、夜は「ほどほどグッスリ」
乾燥しているので、途中のどが渇いてしまうので起きちゃいますね。
なので「ほどほどグッスリ」です。
術後6時間経って、水も飲んで良くなったので
結構飲みました。
1日半何も食べて居なくても、食べたいと思いませんでした。
【3日目(17日)】
朝、起きて朝食も
おかゆを出されましたが、ほとんど食べられませんでした。
食べたのは、豆腐のお味噌汁とおかゆ一口。
作ってくれた皆さん、ごめんなさい。
一つ発見したこと。
手術後、
「とにかく食べ物より水が飲みたかった」
やっぱり「生きていく為に必要なのは、食べ物よりも水」
だということ。
朝に、検診を受けるのですが、
良好らしい。
「あまりうがいをしてはいけない」と注意される。
あと、私、
「扁桃腺がでかい」んです。
よって手術中、なんかで苦労したらしいです。
何かは分かりませんが。
あとは、
なんやかんやして、
(508号室)
(こんな感じで)
退院。
「雨降ってました。」
さすが私「雨男」。
自宅に帰って、ちょっと休んで、シャワー浴びて、
食べられる「おかゆのレトルト」のようなものを食べて。
ってそんな感じ。
(抜いた歯、グロいので見せません)
あとは、この後何日くらい痛みと腫れに苦しむのか。
そんな不安がありましたが、
腫れはありますが、痛みは思った程無くて安心。
これなら、だんだん食べることが出来そうです。
(帰宅後はこんな感じ)
不思議と、右が腫れたり、左が腫れたり繰り返しています。
あと、抜いて穴が空いている「右下」には、
よく食べ物が詰まります。
今のところ、
「やって良かったかなぁ」
という感想。
あとは、無事に30日の抜糸を迎えたいですね。
(おしまい)
長い文章、おつきあいいただきありがとうございました。