そして「結局、黒田も凄かった」
カープのレジェンド黒田さんが選ばれました。
昨年の11月5日(月曜日)の中国新聞の広告が。
第39回「新聞広告大賞」に。
こんな大賞があることを初めて知りました。
黒田さんが、当時新井選手が引退するときに中国新聞の全面表裏を使って広告を出しました。
片面には、新井さんがやらかした記事ばかり。
「新打線、新井ブレーキ」
「新井 絶好球見逃す」
「流れ変えた空振り 一回新井」
「盗塁の意欲 裏目」
こんなんばっかり。
きっとこういう記事を書かれやすい選手だったのかなと思います。
でもこの年、金本選手が阪神に移籍した翌年で、当時山本監督に4番を任命され苦しんだ年でした。
前田でもなく、緒方でもなく、新井でした。
そんな、新井選手を見ていた黒田選手はというと
絶対的なエースでした、でもなかなか勝てませんでした。
でも、自分の記事はさりげなく良いものだけ出すあたり黒田さんと新井さんの関係が分かります。
黒田さんが引退して3年が経っていますが、テレビのゲスト解説をしている位ですがカープファンとしてはいつかはコーチや監督になって欲しい人。
黒田さんが引退するころ、冗談で「新井が監督をやるならば、コーチやるよ」って言ってました。
でも、ファンにとっては冗談には聞こえません。
きっとまた男気見せて広島カープに帰って来てくれると信じています。
ちなみに裏面は
「結局、新井は凄かった」
でした。