みんなで富士山一周しちゃいました ~富士山一周国際駅伝に出場 その③~
2日目の日曜日の朝、
日曜日だからって遅くまで寝ていることは許されません、
なぜならば、富士山をみんなで一周するのだから。
起床は4時45分です。
2日目のスタート、昨日ゴールした場所「八木崎公園」に集合です。
スタートを待っていると、なんと前日1区でタスキを切らした尾崎くんの登場。
素敵な奥さんと応援に掛けつけてくれました。
こういう所は、結構律儀なんです。この男。
7区のランナーは萬代さん。
尾崎くんの先輩で、裾野青年会議所のOBです。
裾野JCのメンバーに
「萬代さんってどんな人?走れる?」って聞くと、
「自転車で長い距離通勤しているから大丈夫ではないかな?」
って回答。
大丈夫かな、途中で体調崩したりしないかな、って不安もありましたが、信じるのみ。
(応援風景、萬代さんの後ろ姿)
萬代さん、ペースを落とすこと無く、黙々と走ってくれました。
そして、無事にタスキリレー。
8区は私。
時間はギリギリになってしまいましたが、
ここもしっかりタスキをつなげることが出来ました。
8区は、若干の上り基調の区間で、ラストに下りが来るおよそ「15.8km」
上りの方が足への負担が少ないので助かります。
のぼりはおよそ5分20秒程度のペースで淡々と走りました。
両側を森林に囲まれた場所を走るので、直射日光が少なくてとても走りやすかった。
9時にタスキを受け取ったのでまだ涼しい時間でした。
この日は、タイムよりも心拍数を意識して走りました。
今年買った「ガーミン935」は、心拍数も測れるスグレモノ。
150~160位をメドにして走り続けました。
そんなで、車の中からの声援をもらいながら9区への中継所へ。
力也くんが待ってます。
(元気にタスキリレー)
9区は、この駅伝での最長区間21km。
全開参加したときには私が走りましたが、力也くんが
「走りたいなー」
と言うので譲りました。
まぁ、私はどこでも良いのですけどね。
この頃になるととても暑くなってきます。
ほぼのぼりの無い、くだり区間。
昨日私がのぼった3区の分を、この9区で下ります。
それでも、1時間半以上掛かります。
私も、車で次の10区への中継所まで車を走らせますが、時間が沢山あるので、コンビニによって腹ごしらえ。
それから中継所に向かっても十分に時間があります。
ラスト2キロ位はのぼります、さんざん下って来ただけにこれはキツイ。
暑さにやられながらやってきます。
10区の三枝くんへタスキリレー。
この三枝くんも、尾崎くんが紹介してくれたメンバー。
フルマラソンの完走経験もあり、最近は故障で走れていなかったけど、何とかなりそうなのでと参加してくれました。
この10区は距離は13.9km程なのですが、何しろアップダウンが多い。
しかもそのアップダウンも穏やかではないので、意外と苦労する区間です。
やはり、三枝くんもブランクがあったからか、途中ののぼりで失速。
そんな中でしたが、何とかタスキをつないでくれました。
富士山一周駅伝も、あと2区間、
11区は第1回大会では最終区でゴールテープを切った坪井先輩。
2年前に比べ、ずいぶんとお腹周りがふくよかになっていました。
「体重は過去最高」
と何の自慢にならない事を言ってました。
そんな事を言っているうちに
タスキリレーです。
11区は、ほぼのぼりの約7.3km。
のぼりのキツさでは、3区の次。
でも距離が短いので一番早く終わるということで、今回は坪井さん。
「富士山こどもの国」で待つ最終区の加藤くんの所へ向かいます。
もとレンジャー部隊の坪井さん、地足は強いので、ボチボチとのぼってきてくれました。
(力也さんと加藤くん)
最終12区は、袋井から駆けつけてきてくれた加藤くん。
この富士山こどもの国の駐車場で、相当待たせてしまいました。
ごめんね、私の計算が甘くて。
加藤くんは、2015年に袋井青年会議所の理事長を務めた男で、その後「袋井クラウンメロンマラソン」で一緒に走ったりしています。
今年は「サブ4」を目指しているようで、いずれトライアスロンの世界へ引っ張って来ようと思っています。
(坪井さんから加藤くんへ)
最終12区は約15.1km。
ほぼくだりのコース。
ただし、途中交通量が多くて道が細い区間があるため、約2kmのトレイルコースがあります。
入り口はこんな感じ。
私はあまりトレイル経験が無いので、加藤くんに聞かれても
「気をつけてね~」
くらいしか言えません、残念ながら。
いずれはそっちへも行ってみたいと思っていますがね。
だんだん近づいてきて・・・・
(ゴール)
無事に、一周走りきりました。
タスキは「一周マイナス14キロ」つなぐことが出来ました。
ゴール後は、インタビューを受けます。
キャプテンの力也さんも
応援に駆けつけた尾崎さんもウロウロしています。
尾崎さんもなぜかインタビューされています。
この後、1区の尾崎くんと12区の加藤くんと力也さんと、
後ろには怪しい雲がありますが、天気は過去2回にくらべたら格段と良かったようです。
そして、最後にこのお方と
加藤くんと私の間にいる人は・・・
この駅伝は参加チームが8チームの大会で、トップチームと最下位チームの差が大きくついてしまうので、コース途中のスタッフを極力減らしています。
なので、各チームに1台原付の伴走がつきます。
一周およそ14~15時間、2日間に渡って伴走してくれた「レッド」こと赤松さん。
水分も持ってくれて、必要なときには渡してくれます。
2日間、彼が居なかったら我々のメンバーは確実に迷子になっていましたね。
感謝です。
富士宮青年会議所のメンバーも、スタッフや走者で参加していました。
前回のブログでも書きましたが、
駅伝と思わず、みんなでタスキをつないで富士山を一周するイベントと考えれば、こんな楽しめる素材は無いと思います。
走る魅力も、富士山の魅力も、コース周辺の魅力もお伝え出来ると思います。
もし、次回の開催があるのであれば、もっと発信したいなと思います。
開催してくださった、青年会議所のメンバーの皆さん、ありがとうございました。