雨でのスイムスタート ~アイアンマン70.3inセントレア①~
今回のレースを一言で表すならば・・・「雨をなめてました」
になりますね。
それくらい、雨と風と寒さにやられたレースになりました。
朝4時起床、前の日は9時半には眠りにつけたので(もうチョット早く寝たかったのですが)まぁまぁの睡眠時間。
アラームもスヌーズを使う事無く起きることが出来ました。
4時20分に朝食。
アイアンマンの日限定で東横インの計らいで朝食開始が4時からのせいか、すでに賑わっていました。
5時50分にチェックアウトと荷物の預けをして、6時にホテルを出発と考えていたので、チョット早いかなとも思いましたが、少しでも早くした理由は、しっかりトイレを済ませたかったから。
小ならばレース前・レース中のロスが少なくて済みますが、大になると時間のロスが多いから。
これは結果的には成功だったと思います。しっかり済ますことが出来ました。
(6時、この時はまだ降ってませんでした)
6時25分頃、スタートの会場に着きましたが、
「雨が降りだしてる・・・」
もうチョットもつと思っていたのですが・・・、
あと、雨量も少しだと予想していたのですが、割と強いではないか。
昨日、青年会議所の先輩の川原さんが言ってました。
「天気予報と女性の言う「あの子カワイイ子」は信じるとえらいことになる、はアテにならない。
雨のつもりで用意しといて。」
が現実になりました。
でも、私はほぼ雨対策をせずに来た、ふざけた男です。
コレによって、私はレース中に痛い目を見る事になります。
ウォーミングアップは、体を冷やすことになるので去年同様に海には入らずに準備運動とストレッチを行います。
あと心拍を一度上げておきたいので、WSを3本ほど行います。雨の中。
これによって、ゴール後に受け取る着替え・上着になるはずのジャージが濡れることになります。
それから、昨年に比べたら準備運動が不足していたと思います。
スイムのハプニングを起こすには十分な環境が出来たと言えます。
トイレ(小)を済ませ、8時ちょうどにスタート地点に着いて、5分間の入水を行います。
「この天気だと、バイクが寒そうだし落車とかありそうで怖いよね~」
など言っている周りの声を聞きながら、8時15分のスタートを待ちます。
静岡青年会議所の同級生の、藤田君と榎戸君にも会うことができてお互いの健闘を祈ります。
8時15分、スタートです。
スイムは苦手なので(バイクも苦手ですが)バトルが無いように後ろからスタートします。
でも、結局後ろでもバトルになります。
上手い人とバトルするのと、私と同じように下手な人とバトルするのってどっちが良いのかな。
などと考えながら、前に進んでいきます。
今回は前回と違って半分で一度陸に上がります。
ちょうど半分の距離(950m)だと聞いていたので、時計を見ると
「29分!!」
これじゃ1時間じゃん、バイクに行けないかも。
という不安にかられながら後半を向かいます。
でも、去年を思い出すと、前回も後半の方が早かったという記憶が。
とは言っても、不安の中で私なりのペースアップを仕掛けました。
すると・・・
左足に違和感を覚えます。
「つりそう」
やばいです、基本それほどキックはしないのですがツルのはヤバイ。
左足をかばっていたら今度は
「右足がつりそう」
と思った瞬間。
ピキーン!
と、同時にガッチリつりました。
ここからは、おそらく傍から見ていたら溺れているように進んでいたと思います。
「大丈夫か~?」
と聞かれたら、どうしたら良いのかな??
などと考えながら、前に進んでいこうとしました。
後ろからどんどん抜かれていくのが分かります。
(後ろの15分後にスタートした人も含めて)
バイクに乗ることも出来ないかも、と思いながら。
何とか陸に上がりました。
スイム52分41秒。
まぁ、リタイヤせずに済んだだけでも良かったなと思います。
昨日セットしたバッグを取って着替えの出来るテントへ。
ここで、着替え終わった藤田君と出会います。
「おつかれー、って感じで」5分は先に行かれたかな~って考えながら。
最初の戦いは、ウェットスーツを脱ぐこと。
両足、一度つった状態なので、下手に動かすとヤバイです。
そーっと、でも力入れないと脱げないので、そんなバランスを考えながらウェットスーツと戦います。
ワセリンを手首・足首に多めに塗っておいたので、熱海の時よりもすっと脱げたような気がします。
やっぱりワセリンは必須ですね。
次の戦いはソックスを履くこと。
これもヤバイです。
そんな戦いをいくつか繰り広げながら、スイムからバイクに向かうのでした。
バイクでさらに痛い目に遭うだろうなと考えながら。
たぶん、続きます。